はじめに
今回は、2021年10月16日に発売される『BATTLE OF CHAOS』で登場する、「悪魔嬢アリス」の効果で手札に加えられるモンスターカードを紹介していきます。
【悪魔嬢】は、『ストラクチャーデッキR - 闇黒の呪縛 -』で登場した、リリースして通常罠カード関連の効果を持つテーマです。カードの種類が2つと少なく、今回久しぶりの新規カードが登場します。このカードによってどんなことが可能になるのか紹介していきます。
宜しければ最後まで見ていていただけると幸いです。
出典:
遊戯王.jp Vジャンプ12月特大号掲載記事:第4回 『BATTLE OF CHAOS』の収録カードを公開!③
悪魔嬢アリスの効果
これまでの【悪魔嬢】カードと異なり、通常罠に関する効果はありませんが、これまで手札に加え難かった【悪魔嬢】カードをサーチしたり、手札から特殊召喚できたりと良い新規が来たと考えています。
あとは、【悪魔嬢】関連の罠カードが来てくれれば、強力なテーマになっていくでしょう。
手札に加えられるモンスター一覧
「悪魔嬢アリス」の効果で手札に加えられるモンスターは、合計38種類でした。
(内訳:効果モンスター36体、通常モンスター2体、ペンデュラムモンスター3体。)
全てのモンスターを紹介することは難しいため、サーチして強力だと考えたモンスターの紹介を次の項目からしていきます。
悪魔嬢テーマカード
まずは同じテーマである、【悪魔嬢】テーマのモンスター達です。共通効果として、モンスターをリリースして罠カードをセットする効果を持っています。
悪魔嬢リリス
『ストラクチャーデッキR - 闇黒の呪縛 -』で登場したカードです。デッキから通常罠カードを3枚選び、その内相手が裏側で選んだカード1枚をセットすることができます。
選ぶことができるのは3枚であって3種類ではないので、同じカードを3枚選ぶこともできます。
優先して選びたいのは、「闇霊術-欲-」か【デッキ破壊ウイルス】関連カードです。
悪魔嬢マリス
『エタニティー・コード』で登場したカードです。墓地または除外されている通常罠カード1枚をセットすることができます。
コストとしてモンスター2体をリリースしなければならないため、「闇黒世界-シャドウ・ディストピア-」を発動している状況下でなければ効果を発動することを勧めません。
しかしコストであることはメリットでもあり、効果の発動前に除去できるためハイリスクハイリターンの、状況を選ぶカードです。
まとめ
同じテーマのカードなので、当然相性は非常に良いです。以前は「悪魔嬢リリス」をサーチすることも難しく、通常罠カードを1枚セットするだけということも多かったです。
しかし「悪魔嬢アリス」の登場によって【悪魔嬢】を2体並べることもできるようになり、「闇黒世界-シャドウ・ディストピア-」や【デッキ破壊ウイルス】関連のカードを使いながら、さらに優位にデュエルを展開できるようになりました。
テーマ外のカード
トークン・コレクター
モンスターゾーンに自身がいる間トークンをお互いにトークンを特殊召喚できない効果と、トークンの特殊召喚に反応して特殊召喚し、トークンを全て破壊する効果を持っています。
大会で活躍している【相剣】や【勇者】のメタカードとして注目されていましたが、サーチできず素引きするしかなかったため、最近はサイドデッキに採用されなくなりました。
しかし、「悪魔嬢アリス」によってサーチできるようになったことで、再び採用されるようになるかもしれません。
ヂェミナイ・デビル
古いカードなので、画像のテキストでは分かりにくい効果になっています。そこで、『デュエルリンクス』に実装されている効果を書いておきます。
自分の手札を捨てる効果を含む、カードを相手が発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。その後、デッキからカードを1枚ドローする。
手札を捨てる効果とは、発動時のコストではなく、効果処理の中で手札を捨てる効果を持つカードのことです。そのため「増殖するG」や「灰流うらら」の効果に対して発動することはできません。
しかし、【幻影騎士団】で採用されている【未界域】など刺さるカードもあるので、採用を検討してはいかがでしょうか。
まとめ
【悪魔嬢】テーマ以外のカードで強力だと考えたのは、以上の2枚でした。
現在の環境で分布数が多い、トークンを妨害することができる「トークン・コレクター」をサーチできる点は非常に強力だと感じました。
また、手札を捨てる効果を含む効果を無効にしながら1ドローできる「ヂェミナイ・デビル」も使い方次第で大きく化けるため、併せて採用を考えてみてもいいかもしれません。
全体のまとめ
ここまで「悪魔嬢アリス」でサーチできるカード達を紹介してきました。
現在はまだまだサーチ先が少なく、「闇黒世界-シャドウ・ディストピア-」に依存しているため、テーマとしての完成度は高くありませんが、【悪魔嬢】カードが3枚と非常に少ないこと、強力な通常罠が登場すれば間接的な強化になるなど、今後も目が離せないテーマになっています。
攻守の合計でサーチするなどサーチ範囲もそれなりに広いため、『BATTLE OF CHAOS』で登場するこのカードを手に入れてみてはいかがでしょうか。
このブログでは、遊戯王に関連する情報を投稿していくので、宜しければまたみにきていただければ幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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