はじめに
こんにちは、執筆者のだいけいです。今回は「サイドデッキで活用されているカード」をまとめてみました。『遊戯王OCG 日本選手権』が始まり、サイドデッキの構築で悩んでいる初心者の方も多いと思います。
そこで悩んだら取り合えず入れてみても良いカードを一通り紹介していきます。とりあえず使ってみて、自分のデッキには合っていないカードを抜いてみると、自分のデッキのことも知れて良い調整が出来ると思います。早速見ていきましょう!
モンスターカード
ドロール&ロックバード
①:相手がドローフェイズ以外でデッキからカードを手札に加えた場合、 このカードを手札から墓地へ送って発動できる。 このターン、お互いにデッキからカードを手札に加える事はできない。 この効果は相手ターンでも発動できる。 |
【対策相手】ピュアリィ、クシャトリラ
お互いにデッキから手札に加えられなくなるカードです。一度は手札に加える効果を許さなければならないため、使い勝手が難しいカードでもあります。しかしデッキに触れながら展開するデッキには強力な妨害効果であり、次の相手ターンのリソースを抑えるという役割も持つことが出来ます。
原始生命態ニビル
①:相手が5体以上のモンスターを召喚・特殊召喚したターンのメインフェイズに発動できる。 自分・相手フィールドの表側表示モンスターを可能な限りリリースし、このカードを手札から特殊召喚する。 その後、相手フィールドに「原始生命態トークン」(岩石族・光・星11・攻/守?)1体を特殊召喚する。 このトークンの攻撃力・守備力は、この効果でリリースしたモンスターの元々の攻撃力・守備力をそれぞれ合計した数値になる。 この効果は相手ターンでも発動できる。 |
【対策相手】クシャトリラ
大量にモンスターを展開するデッキには致命的なダメージを与えられるカードです。相手のデッキがどのタイミングで妨害効果を持つモンスターを出してくるのか、最も展開にダメージを与えるタイミングを見計らう必要があります。しかし決まれば一気に勝負を決められるカードなため採用を検討してみてはいかがでしょうか。
魔法カード
冥王結界波
このカードの発動に対してモンスターの効果は発動できない。 ①:相手フィールドの全ての表側表示モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。 このカードの発動後、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは0になる。 |
発動にモンスターの効果を発動できないため、モンスターで妨害してくるデッキ相手には効くカードです。現在は大会で多いデッキが、モンスターで妨害してくることが基本なため、メインデッキに採用しても良いカードになっています。しかしこのカードで相手の盤面を除去できるわけではないため、このカードを使用したあと盤面をひっくり返す必要があります。
エクシーズ・オーバーディレイ
このカードの発動に対して魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。①:相手フィールドのX素材を持っているXモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのX素材を全て取り除き、対象のモンスターを持ち主のEXデッキに戻す。取り除いたX素材の中にモンスターカードがあった場合、さらにそのモンスターを墓地から可能な限り相手フィールドに守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターのレベルは1つ下がる。 |
【対策相手】ピュアリィ、クシャトリラ
効果を受けない効果を持つエクシーズモンスター(「No.86 H-C ロンゴミアント」や「エクスピュアリィ・ノアール」など)のカードを除去できるカードです。他のカードがチェーン出来ないため、安全に効果を通すことが出来ます。
ライトニング・ストーム
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 ①:自分フィールドに表側表示のカードが存在しない場合、 以下の効果から1つを選択して発動できる。 ●相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。 ●相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。 |
【対策相手】ラビュリンス
相手フィールド・魔法罠ゾーンどちらに対しても有効な全体除去カードです。しかし主に使われるのは、相手が魔法罠カードを使用してくるデッキの時です。うっかり攻撃表示で出しているとこのカードで破壊されることがあるため、理由がない場合はサイド後には守備表示で展開するようにしましょう。
ハーピィの羽根帚
①:相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。 |
【対策相手】ラビュリンス
シンプルに相手の魔法罠カードを全体除去するカードです。「ライトニング・ストーム」とは異なりモンスターゾーンに対する効果がありませんが、発動条件がないため使いたいときにすぐ使うことが出来ます。罠カードを使用するデッキが多いのであれば、どちらも採用してもいいと思います。
コズミック・サイクロン
①:1000LPを払い、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを除外する。 |
【対策相手】ラビュリンス
前述の「ライトニング・ストーム」や「ハーピィの羽根帚」の用途と同じように、罠カードが妨害の中心になっているデッキに対して採用されるカードです。「ライトニング・ストーム」や「ハーピィの羽根帚」よりも強い点は、「魔封じの芳香」などの永続魔法・罠カードの発動にチェーンして発動できる点です。似た用途のカードとして「ツインツイスター」がありますが、あちらは発動のコストとして手札を1枚消費するため、より使いやすいこちらを紹介いたしました。
罠カード
拮抗勝負
自分フィールドにカードが存在しない場合、このカードの発動は手札からもできる。 ①:相手フィールドのカードの数が自分フィールドのカードより多い場合、 自分・相手のバトルフェイズ終了時に発動できる。 自分フィールドのカードの数と同じになるように、 相手は自身のフィールドのカードを選んで裏側表示で除外しなければならない。 |
自分フィールドにカードが存在しない状態で発動すれば相手のフィールドを1枚にすることが出来ます。このカードを無効にすることはできるため、相手フィールドに無効効果を持つカードがあればそれを除去しなければなりませんが、決まれば一気に有利に運ぶことが出来ます。
次元障壁
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 ①:モンスターの種類(儀式・融合・S・X・P)を1つ宣言して発動できる。 このターン中、以下の効果を適用する。 ●お互いに宣言した種類のモンスターを特殊召喚できず、 フィールドの宣言した種類のモンスターの効果は無効化される。 |
【対策相手】ピュアリィ、クシャトリラ、ティアラメンツ
リンク召喚以外のEXデッキを使用する召喚を封じることが出来るカードです。召喚を封じるだけでなく、宣言した種類のモンスターの効果も無効化されるため、相手のデッキが自分と同じ種類のモンスターを使うのであれば使いづらいカードとなります。しかし自分がリンク召喚を主に使うのであれば最大の影響力を与えることが出来ます。
紅蓮の指名者
①:2000LPを払い、手札を全て相手に見せて発動できる。 相手の手札を確認し、その中から1枚を選んで、次の相手エンドフェイズまで除外する。 |
相手の手札を確認し、1枚除外できるカードです。発動するタイミングですが、相手がデッキからカードを1枚サーチした際、除外するのは手札に加えたカードが良いと個人的には考えております。相手は自分の展開を崩すためにはそのカードが最も良いと考えて動いているためです。
レッドリブート
このカードはLPを半分払って手札から発動する事もできる。 ①:相手が罠カードを発動した時に発動できる。 その発動を無効にし、そのカードをそのままセットする。 その後、相手はデッキから罠カード1枚を選んで自身の魔法&罠ゾーンにセットできる。 このカードの発動後、ターン終了時まで相手は罠カードを発動できない。 |
【対策相手】ラビュリンス
罠カードを無効にしつつ、発動ターン終了まで罠カードを発動できなくすることが出来ます。伏せて相手ターンに発動するのではなく、自分ターンにLPを発動し一気に勝負をつける使い方をしましょう。
さいごに
以上が「サイドデッキで活用されているカード」の紹介でした。いかがだったでしょうか。大会でよく使用されているデッキに合ったサイドデッキを組むのが重要ですが、何を採用すればよいのかわからなかった場合は、これらのカードを採用してみても良いでしょう。
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