ワンピースカード

【ワンピースカード】黄カタクリデッキ【2024年4月以降】

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はじめに

今回は4月以降の黄カタクリを私がどう作成しているか、紹介させていただきます。2024年4月1日以降「排撃(リジェクト)」が禁止カードとなり、勝ちパターンの一つが消えてしまいます。そんな中でも環境で戦っていけるリーダーだと考えていますので、参考になれば幸いです。

いままでの黄カタクリの強み

①大型のキャラを出しながらライフに干渉できる

7コストや10コストの「シャーロット・リンリン」はリーダー指定があるものの、相手ライフをトラッシュに送ることが出来る効果を持っています。これらのキャラを処理するには、2枚以上のカードを使用するか高コストのカードを使用しなければならないため、キャラを処理することが主流の当時では破格の強さを持っていました。また登場した時点でライフに干渉しているため、処理されたとしても役割を果たしていることも強さになっていました。

②リーダー効果で7000以上でアタックできる

リーダー効果でパワーを7000以上にすることができますが、これが非常に強力です。リーダーのパワーは一部例外をのぞいて5000に設定されています。そのため攻撃された際には3000以上のカウンターを要求され、防ぐには2枚以上の手札を必要とします。上述したように本来手札に加えられるはずのライフをトラッシュに送ることが出来るため、相手の手札の増加を抑えながら試合の展開を行うことが出来ます。

③排撃で1ターン早く決着を付けに行ける

「排撃」はこのデッキにとって大きな役割を2つ持っていました。1つ目は「5コストのキャラをデメリットなしで処理できる点」です。2つ目が「相手の手札・キャラが整っていない状態で勝利を決めに行ける点」です。一つ一つ見ていきます。

まずは「5コストのキャラをデメリットなしで処理できる点」についてです。黄色のカードで5コストのキャラを処理できるカードは、デメリットつきのものになっています。また5コストの「ゲダツ」は相手のライフ枚数以下のコストのキャラを処理できますが、当時はライフ4のリーダーが多かったこともあり5コストを処理できませんでした。これらから分かるように「排撃」はこの効果だけでも破格のカードとなっていました。

しかし「排撃」はもう一つの効果を持っており、それが自分と相手に1ダメージを与えるというものでした。4コストの「菊之丞」などトリガーで登場するキャラが2・3体登場し、それを処理できないと「排撃」を含めたアタックで勝利が決まってしまうようなこともありました。前述したようにリーダー効果でパワーを7000以上にできたり、ライフを確認してトリガーキャラが登場するか確認もできたため、勝ちパターンの一つとして確立されていました。

これら3つの点が2024年3月までの黄カタクリの強みとなっていました。まとめると『いろいろなカードで相手のライフに干渉できた点』が黄カタクリの強みです。それでは「排撃」がデッキに入れられなくなるとどうなるのかについてみていきましょう。

排撃がなくなるとどうなるのか

以前より1ターン、勝利に必要になる

「排撃」は勝利するためのターンを1つ早くすることが可能なカードでした。相手は終盤このカードに警戒して展開せざるを得なかったため、7コスト10コストの「シャーロット・リンリン」を処理する必要がありました。しかし現在は、手札が整っていれば7コストの「シャーロット・リンリン」を処理しなくてもリーサルを取られない可能性があるため、相手に行動の選択肢を持たれるようになってしまいました。

手札を消費してでも大型のキャラを取られてしまう

7コストや10コストの「シャーロット・リンリン」は登場時に相手ライフに干渉できますが、アタックすることがより重要になってきます。しかしライフを「排撃」で取られることがないため、2枚以上手札を消費しても処理されることが多くなってきます。

5コストのキャラを処理することが難しい

ライフ5のリーダーが「黒ロブ・ルッチ」「緑ジュエリー・ボニー」と環境に増えていますが、それらのデッキで5コストのキャラが採用されています。そのためより処理できるかが重要になってますが、「ゲダツ」のみでは頼らないため、デメリットがあるカードの採用に悩まされることになります。

4月以降のデッキレシピ

変更点

IN

  • 光月日和         2枚
  • サンジ          4枚
  • 雷霆           2枚
  • シャーロット・アマンド  4枚

OUT

  • 排撃           4枚
  • サトリ          4枚
  • シュラ          2枚
  • 2億V雷神        2枚

長所

光月日和でライフにカードを仕込める

2000カウンターでもある「光月日和」はカウンターだけでなく、ライフにトリガーを仕込む役割があります。主に仕込む対象としては次の画像の通りです。

登場させたい「菊之丞」や「サンジ」は上に置いた状態で、「お前が消えろ」や「2億V雷神」は上に置いてリーダー効果でライフの下に置く手法を使います。現在の環境では『赤紫ロー』以外のデッキだとKOがキャラを処理する主流になっているため、「菊之丞」を出せるかどうかが序盤は大事になってきます。

また「排撃」が無くなったことでより大型のキャラを有利な状況で出せるかがキモになっているため、2000カウンターのかさましという意味でも重要なカードになっています。

プリンやペロスペローでサーチできる可能性が高い

次が【ビッグ・マム海賊団】の2000カウンターを多く採用したことで、「プリン」や「ペロスペロー」でサーチできる可能性が上がったことです。以前のデッキでは「排撃」があったため「サトリ」を採用して相手ライフへの圧を強める傾向がありましたが、今はライフへの圧よりも自分が大型のキャラを出すことが優先です。そこで「シャーロット・アマンド」を採用しより安定した戦いができるように調整しました。

また「サンジ」は手札を1枚トラッシュに送る必要がありますが、トリガーから出るブロッカーであり後攻2ターン目や先攻3ターン目で出しやすいキャラが多くないためその要素をプラスに考え採用しています。

「雷霆」も5コスト以下のキャラをKOできるカードで、リーサルや中盤のキャラの取り合いで使えるため採用しています。相手にこのカードが採用されていることが知られると、キャラの殴り方を悩ませることが出来るためブラフとしても扱えることがあります。5コストの「サボ」もカウンターがついておりパワー6000と強力なカードではありますが、私はサーチできるこちらのカードの方を採用しております。

カウンターやブロッカーが入ったことにより大型のキャラが出しやすい

このデッキの強みは前述したように、1ドンでリーダーのパワーが7000になる点・10コストの「シャーロット・リンリン」が出せる点になっています。そのため10コストの「シャーロット・リンリン」が出せるような展開をしなければなりませんが、そこを14枚の2000カウンターや4枚採用しサーチもできる「サンジ」を採用することで補えています。

さいごに

「排撃」が禁止カードになったこと、メタの対象だった【青黒サカズキ】が禁止になったことで一気に環境から見なくなってしまった【黄カタクリ】。しかし、以前のデッキから修正していけば環境デッキとも五分の戦いをすることが出来ます。この記事が参考になれば幸いです。ご覧いただきありがとうございます。

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